2016年11月28日月曜日

和服リメイク講習会【6カ月コース+α】

11月25日(金)和服リメイク講習会《6カ月コース》を陸前高田レインボーハウスで開催しました。

本来、小赤澤先生の講習会は10月2日にアイーナで開催された『着物リメイク・ファッションショー』をもって今年度は一旦終了の予定でした。
しかし”着物リメイク作り”の楽しさは勿論のこと、小赤澤先生のご指導を継続して受けたいというみなさんの熱意があり、小赤澤先生にお願いしたところ快く了承してくださいました。
お陰さまで、こちらのコースも継続して活動していく予定です。
これからも、被災地の女性の「元気と笑顔」を発信していきますのでお楽しみに♪

正に、目標としている、支援から自立支援への移行です!

これから益々寒くなり道路状況も悪くなるなかで、小赤澤先生には遥々雫石からお出でいただけることは、感謝に絶えません。
本当にありがとうございます。


今日は、以前ブログでも紹介した小赤澤先生の工房、「ハンドメイドキャロット」での『半幅帯をリメイクしたポシェット作り』の続きをしました。
当日参加できなかった方にもご指導いただき、今日は楽しくポシェット作りです。
実は今日、午前中のみの見学の方がいらしたのですが、折角なのでポシェット作りにお誘いした所、2個も製作していかれました。
いつも、みなさんの手際の良さには驚かされます。。。


半幅帯を重ねて縫う部分が厚いため、ミシンの縫い方にもポイントがあり慎重に行っていました。


最後は肩紐にナスカンを付けて完成です。
実は、私たち・・・皮紐に付ける作業をチョコットお手伝いしました(笑)


恒例の”ランチタイム”で、きょうも先生を囲んで楽しい時間です。


小赤澤先生は、疲れなど見せず思わず立ったままでお話の時もあります。


今日は先生の身に付けてきたリメイクのショールやパンツのことに話題が集中して、お話も大盛り上がりです。

みなさん身を乗り出して先生の装いに興味津々!


出来上がったポシェットを肩にかけてみました。
オリジナルの作品を作る醍醐味を味わえる瞬間で、思わず笑顔がこぼれます。
本当に素敵な作品が完成です!


本日完成した作品はこちらです。
いろんな模様の半幅帯で作ったので、個性的な表情の作品ばかりです。
リメイクで生まれ変わった作品は、普段の日常生活の中でこれからも大切に使われていくんでしょうね~

実は、作れない?作る時間のなかった(笑)私のために、佐々木のり子さんが代わりに作ってくれました。
それを、最近仮設住宅から災害公営住宅へ移った叔母にプレゼントしたら、とても喜んでくれました。
全国から支援で寄せられた帯に、地元の女性たちが加わって、このように繋いでいくってとても素敵ですよね。


最後は、先生を囲んで終了のご挨拶です。
右側の赤いスーツケースは先生がいつも持参するスーツケースですが、中にたくさんのリメイク作品が入っています。
この重い荷物一式を、いつも持ち歩いて講習会にお越しくださいます。
本当にパワフルです。
今後も、小赤澤先生と受講生のみなさんの”想い”と”ご協力”の下に、この「和服リメイク講習会」は成立っていきます。
これからも、みなさんの「学ぶ場所」であり、「居心地のいい場所」でありますように・・・

ご興味のある方は、是非ご連絡ください。
もちろん、見学だけでも構いませんのでお待ちしております。

【次回開催予定】12月9日(金)@陸前高田レインボーハウス 10:00~15:00
次回は、簡単なエプロンに挑戦です。

ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』

11月25日(金)、矢作小学校仮設住宅・集会所において、ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』を開催しました。



今日も明るく元気にみなさんのところにお伺いしました。
この車も、徐々に浸透しつつありますね!


テーブルを囲んでのお話しは、笑いありとすっかり寛ぐことができ、”あったかムード”になりました。そして、いつもの様に貴重なお話も聞かせていただきました。
その中で、東日本大震災後、いろんな方々にお世話になったという感謝の思いもお聞きしました。
また、このサロン活動に関して率直な意見なども寄せていただきました。
私たちもみなさんに溶け込んでお話することでコミュニティの場が形成され、共感できることや抱えている思いも感じとれて、とても嬉しいです。
それがこのサロン活動の役割でもあると思います。
たまには、こんな風に集まってちょっと心をオープンにしてみませんか?
心も体も元気になれると思います。
リフレッシュにもどうぞ!

【次回開催予定】12月1日(木)@打越地区仮設住宅集会場 午後5時00分~午後7時00分

2016年11月25日金曜日

ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』

11月24日(木)、横田中学校仮設住宅・集会所において、ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』を開催しました。

こちらの仮設住宅も住宅再建された方、災害公営住宅に移った方などで半数ぐらい入居者が減ってきていました。

参加者の方から、【津波てんでんこ】という言葉を震災後に聞いたと言われましたが、みなさんはいかがですか?
この言葉の深い意味は、震災後に多くのメディアを通じて、取り上げられた『生き残るために【教訓】となる言葉です。
まさに”自助”の考えになります。

こちらの地域では、ラジオや防災無線が入りにくいといったことのお話も出て、今後の対応策が待たれます。
このサロン活動することで教えていただくことも多く、こちらもいろんな情報を得ることが出来ます。
みなさんが感じていることや、思っていることをお話してみませんか。

【次回開催予定】
11月25日(金)@矢作小学校仮設住宅集会所 午前11時30分~午後1時30分

2016年11月21日月曜日

和服リメイクサロン

今日の、和服リメイクサロンの様子です。

”寒さ本番”といった日々が続いていますが、風邪など体調を崩されていませんか。

リメイク会員のみなさんは、寒さや忙しさのなかでも作品作りに夢中です。
私たちは、講習会の他に毎週月曜・金曜の午後1時から5時まで。”一緒に作れる場・語り合いの場”として、事務所でサロンを開催していますので、どうぞお気軽に覗いてみてください。


こちらの方は、ロックミシンの使い方の確認にいらっしゃいました。
ロックミシンを使用する事により、製作にも幅が広がって更に高度な作品にチャレンジして楽しんでいるようです。

実は私、この活動で初めてロックミシンという物を見ました(-_-;)
こんな便利なものがあったなんて!

そういえば、母がよく使っていた「編み機」はどこにいったんだろう・・・

住宅・生活再建のための勉強会と相談会

11月19日(土)の法律サロンは、大隅地区民有地仮設住宅・サンビレッジ仮設住宅・二日市地区民有地仮設住宅集会所の3ヵ所で開催しました。

こちらの仮設も住宅・生活再建された方が多く、入居者の方はかなり減ってきていました。
そのため参加者は少なかったのですが、その分個々の方々とのお話ができて、とても中身の濃い内容になったというお声が聞かれました。


こちらは、サンビレッジ仮設住宅の様子です。




こちらは二日市地区民有地仮設住宅の様子です。

生活再建支援金などの様々な公的支援制度は、取りこぼしがないように内容を確認しながら手続きをしていかなければなりません。
今日は、自力再建の際の道路工事費補助金などの個別の質問を受けながらながら、弁護士は一人ひとり丁寧にお答えしてくださいました。
参加者の方には、かなり細かいところまで聞くことが出来て、本当に良かったと感謝の言葉をいただきました。

震災後の復興の在り方や、支援等に対する”受ける側”としての思いもお聞きすることができて、非常に考えさせられました。
難しいことですが、「本質」を見極めていかなければ、押し付けになってしまうこともありますよね。

住宅再建が進むにつれて、色々なケースがでて、確認しないとわからないことが沢山あり想定外の問題も出てきます。
その都度、行政・弁護士・業者の方など、各専門家に確認しながら進めていくことが重要です。
私たちは、住宅再建に留まらず、”悩み相談”なども行っていますので、お気軽にお越し下さいね。

【次回開催予定】 
@下矢作教員住宅跡地仮設住宅  午前10:30~12:00
@横田小学校仮設住宅        午後 2:00~ 3:30
@横田中学校仮設住宅        午後 4:30~ 6:00

2016年11月19日土曜日

ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』

11月18日(金)、佐野地区仮設住宅・駐車場において、ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』を開催しました。

本日はお天気も良く、駐車場での開催にはばっちりの暖かい日です。
この日差しでが嬉しいですね。
今日も準備万端、頑張ります。




このように、キッチンカーの内部には、様々な”非常食”が陳列されています。
震災に備えておく場合には、今回のように、”試食”しながら自分好みのものを準備しておいたほうがいいですね。


今回は、おばあちゃんやママさんたちと一緒にほっこりしたサロンでした。
子どもさんにも喜んでいただき、”非常食”も試食してくれましたよ。
お気に入りは、『パンの缶詰、イチゴ味』と『五目ごはん』でした。
こちらの方は、東日本大震災当時在宅非難だったために、支援物資が届かなかったことや、紙おむつがなくなってTシャツで代用したことなど、厳しい状況を乗り越えてきた様子をお伺いすることができました。
本当に必死に生き抜いてきたと感じました。
私たちも、打ち解けていろんなお話が聞けて本当に嬉しかったです。



このサロン活動のさなか、偶然にもバスで通りかかったお知り合いの方が、バスから降りてきてくれました。
久しぶりのご対面にビックリで、お互いに嬉しそうです。
外で開催しているので、こんな偶然の出来事もありのサロンです。
この車も”存在感”が凄く、かなり目に付くようですね!
確かに。。。。。
それぞれに伺った場所での思わぬエピソードもあり、みなさんに「参加して良かった」「楽しかった」といって下さることに繋がっています。
そういう”人と人”が自然に交わる何気ないきっかけ作りにもなっていけるように、今後もいろんな仮設などを周っていきたいと思います。


【次回開催予定】11月24日(木)@横田中学校仮設住宅集会所 午後5時00分~午後7時00分

2016年11月18日金曜日

ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』

11月17日(木)、大隅地区仮設住宅・集会所において、ケイタリング・スタンディングバー『はまかだサロン』を開催しました。

こちらの仮設では男女問わず多くの方たちにご参加頂き、大変盛り上がりました。
住民さんからのお手製の汁物をご馳走になったのですが、それがまたとっても美味しくて、みなさんのおなかも温めてくれました。
テーブルもこのようにとても賑やかでした。


テーブルを囲んで、「非常食」を試食しながら震災当時の思いや現在の状況を語り合いました。

また、この活動では被災した地元の酒蔵のお酒などをご紹介しながら、【お酒の試飲】も行っています。
地元の企業の方々も復興するために力強く頑張っていらっしゃいますので、”地域活性化”や応援する思いも込めて、今後もこのサロン活動にどんどん取り入れていきたいと思います。


みなさんからは、「ここだけの話し」など、やはり同じ仮設にいたからこそ感じることなど、思いを共有してきた絆があります。
以前の自宅とは違う場所で、5年以上も一緒に暮らすことは様々のご苦労もあったと思います。
他の仮設との違いや支援の格差、支援の状況など今抱えている悩みなどは、どの仮設にお伺いしても複雑な問題として存在しています。
私たちも、何か解決の糸口をアドバイスしたり、専門家につなぐ行動ができればと思っています。
まずは一緒に参加して、人とふれあい、”声”に出して語り合うことです。
誰かのお話も聞いてみると、そこから通じ合えることもあります。
それが大事な一歩ですね。


【次回開催予定】11月18日(金)@佐野地区仮設住宅集会場 午後5時00分~午後7時00分




2016年11月17日木曜日

都立久留米西高等学校さん 「ようこそ陸前高田 横田町あゆの里へ」

11月16日(水)「マルゴト陸前高田」様からのお声掛けで、修学旅行生の炊き出し体験と昼食提供のお手伝いをしました。

東京都立久留米西高等学校さんでは、例年、関西方面へ修学旅行に行っていたそうですが、今年度は震災学習で防災減災の意識を高めさせたい、という意向からこの修学旅行は実現したそうです。
一生の思い出になる修学旅行を、被災地、ここ陸前高田で過ごすという事で、例年の修学旅行にはない「学び」の特色を出し、心に響く内容にできたら、というマルゴトさんの思いに共感した当団体と横田町の有志、女性数名で協力させていただきました。


当日は、市内の一次産業にも触れ、「震災を通じて経験した苦労や思いを知ることで、普段の生活で何気なく口にしている食材やそれに関わる人たちについて考える」という趣旨のもと、統合により廃校となった横田中学校体育館でオリエンテーションを行った後、農業体験と炊き出し体験に分かれて活動しました。


こちらは、横田町基幹集落センターでの「炊き出し体験」の様子です。
おにぎりと豚汁作りを行いました。
佐々木美代子氏に、震災当時の炊き出しの様子などを語っていただきながら、炊き出しの必要性や重要ポイントを説明してい貰いました。


こちらは、田崎さんの指導で「おにぎり作り」を体験している様子です。




こちらは、屋外での「豚汁作り」の作業です。
大きな鍋で300人以上の人数分を作っています。
迫力ある量に、びっくり!
お代わりも十分できますね。
この日は、いつもに増して寒さが感じられて、豚汁が体も心も温かくしてくれました。


現地でも珍しくなってきている季節行事、餅つき体験です。
『きね』と『うす』を使って、二人の呼吸を合わせながら、テンポ良く行います。
できたお餅も断然おいしいです。


陸前高田のマスコット「ゆめちゃん」もご登場♪


今回は横田町・槻沢地区(第6区)のみなさんによる郷土芸能『剣舞』を披露していただきました。
お忙しいなか、ご参加いただきありがとうございました。
衣装もとっても凝っていますね。




この後、生徒さんたちも一緒に踊ってみましたよ。
貴重な体験を楽しんでもらいました。
実は、ゆめちゃんも一緒に踊ってくれて(とっても上手)大いに盛り上げてくれました。
みんなに囲まれて、ゆめちゃんも楽しそうでしたよ。




あっという間に全てが終了し、みなさんでお見送りです。
移動するバスに、ちょっと名残惜しい気がして思わず手を振ったら、笑顔で返してくれました。
男の子も女の子も本当に明るく元気があり素敵な高校生さんや先生方でした。
お礼の挨拶もキチンできて、思いが伝わって本当に嬉しかったです。
時々、この修学旅行で関わってくださった方々のことも思い出してくれるといいですね。
校長先生を始め、この企画を実行に移してくだっさった先生方、横田町の有志の女性のみなさんに、改めて感謝致します。
地域活性化としての役割も今回の修学旅行の意味合いは大きく、更なる成果も期待できると思います。
是非、今後も何かの形でみなさんと関われたら・・・と思っています。

今回協力して頂いた方々は、横田町在住の佐々木美代子さん、長谷川節子さん、荻原レン子さん、田崎美代子さん、及川カヨ子さん、横田町第6区槻沢鬼剣舞のみなさんです。
お忙しい所、大変ありがとうございました。


2016年11月16日水曜日

和服リメイク講習会【12カ月コース】

11月15日(火)和服リメイク講習会《12カ月コース》を陸前高田レインボーハウスで開催しました。

はじめに、最初の作品である『リバーシブルベスト』を完成させ、先月末に開催された【陸前高田市民芸術祭】に出展し、また一つ大きなイベントが終わったことに対して、畠山先生よりみなさんにお褒めの言葉を頂きました。
自分の拘りを持ってきちんと完成できたことは、みなさんの自身にもつながりました。


畠山先生は、今日もご自身でリメイクされたワンピースを着ていらっしゃいました。
とっても品があってお似合いですね。




こちらは、コサージュを作っている様子です。
先生に教わりながら、共布を使ってきれいにお花を作っていました。




こちらのコースでは、作品を製作する時必ず型紙を作ってからスタートします。
何を作る予定かは、みなさんそれぞれ既に頭の中でイメージができているので、楽しそうですね。


”ランチタイム”です。
今日もゆったりしながらお弁当を食べています。
いつも、みなさんからお菓子や果物などの差し入れも頂きながら、楽しい時間になっています。


リメイク講習以外にも、他のいろんな活動に参加されている方もいて、”旬な情報”や”勉強になるお話”がたくさんあります。
地域活動にも積極的に参加されている方々ですので、本当に素晴らしいと思います。






月1回の講習会のため、ポイントをまとめながら積極的に質問していらっしゃいます。


他の受講生の質問も技術アップのために、聞き漏らしません。


指導にも”熱”が入りますが、時折笑いも交えながらの楽しいお話もあり、ほっと和みますね。


今日も終了時間です。
机や椅子も受講生の方々に、率先して片付けていただいています。
自分たちの講習会という意識の表れですね。


最後まで先生を囲んで、時間の許す限り作業内容を確認しています。
次回までに、少しでも自宅での作業を進められるようポイントを確認しているのでしょうね。
畠山先生もその気持ちに応えようと、最後まで丁寧に教えてくださいます。

回を重ねることにより、レベルもかなり上がってきて、さらに楽しさが増してきています。
お互いに、良い刺激を受けながら楽しく活動できて、本当に嬉しそうです。
これからも、素敵な作品を完成することを私たちも心待ちしています。
頑張っていきましょう!

【次回開催予定】 12月20日(火) @陸前高田レインボーハウス 10:00~15:00